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母の手は強い

 
2011/03/16(Wed) Category : 家族
いつのまにか、気づいたら

母の手になっていた。


若い頃、よく上司に言われた。

「おまえの指は(正確には、指だけは)きれいだな」


ほめられることなんて、そんなになかったけれど、
意識したこともなかったけれど、

「えー、そんなことありませんよぉー」なんて、照れて

そのあと、こっそり会社の外で、太陽に自分の手をかざして
まんざらでもなかった。

誰に自慢もできなかったけれど、
たったひとことが嬉しくて、爪をのばし、ネイルをぬって、
指輪もずいぶん奮発したっけ。


どんどん月日は流れて、私の手はいつのまにか

しわいっぱいの、ごつごつした、「母の手」になった。



地震のあと、揺れるたびに、もうすっかりにぎることのなくなった

娘の手をにぎるようになった。


「お母さん、こわいよ」と、高校生の娘が言う。

「うん。だいじょうぶ。だいじょうぶ。」


ほんとはちっとも大丈夫じゃないのに、
もっと揺れたら、どこから逃げようなんて、頭の中は高速回転しているのに

自分に言い聞かせるように、声に出して言う。

「だいじょうぶ。だいじょうぶ。」


あの日から、怖い思いをした時、思わず手をさしだす。
その手をしっかり握る娘の手。
しっかりと握り返す母の手。


私の指は、もはやネイルも指輪も似合う手ではなくなってしまったけれど、

気づけば、ばんそうこうばっかりの指だけど、

重ねた月日と同じくらい、母の手は強くなった。


何も言わなくても、しっかりと握る私の手、それは 「母の手」


そう、母の手は強いんです。

何があっても、この手は、貴女を離さないよ。



いつか、もっと月日がたって、貴女はこの手を離して誰かの手にゆだねるでしょう。

しっかりと貴女の手をにぎって導いてくれる人に出会うでしょう。

そしたら、この手を離して、お行きなさい。

貴女の手を、決して離さないひとのもとで、その手をしっかり握るの。

そして、もっと時がたったら、今度は貴女が、母の手になるの。

強い、強い、母の手になるの。














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おはようございます。
連日不安な日が続いていますね。

私ももっと強い母になりたいです。

そして、すぐそこに「握れる手」があること・・・それがどんなにありがたいことか。。。も実感しています。
hitomi先生もくれぐれもお気をつけて。
祈りつつ・・・。

 

そうだよね

こういう事態が起きた時に
本当に普通に生きられることの
意味や感謝を感じるよね。
ほんとに、祈るばかりの毎日だね。

 

    
 
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