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ふたり旅 

 
2009/05/13(Wed) Category : 未分類


両親が長女の待つ東京へ行った。

母の病院での診察のため。

もちろん、車いすなので、父が介護する。


若い時は旅なれていた両親だが
母の病気以来、この15年間は
近場しか行けない。


最寄の駅に予約をして介助を依頼。

到着駅では、大学の講義を終えた娘が待つ。


この図は、確かに私の未来図にはなかった。

大学生の長女が初めて一人で東京の友人宅に
行くことがあった。
車掌さんに頼んで、
人のよさそうな夫婦にもしもの時をお願いし、
やっと出した時があった。

携帯もないような時期だったから、
途中で、連絡の方法もない。

トイレは大丈夫か。
途中で気分が悪くなったらどうか。
背負ったリュックの口はちゃんと閉じているか。
お財布、身につけているか・・・

たしか、小学3年生だったと思う。

その時、孫を送るためについてきた母は、
不自由な体で新幹線を見送りながら
心配でそっと涙をふいた。

いつまでも
走る新幹線が見えなくなるまで手をふって
見送った母親の私も、胸につまる思いがした。


あれから何年もたった今、
今度は、その娘が老いた祖父母を迎える。

ホテルまで送る。
食事の世話をする。
介助をする。


当り前の構図なのかもしれないが、、
私の中では、描けてなかった図だ。


妹ができて、
どうしても2人だけで東京へ行かなくてはならない
事態が起きたときも、
姉が一生懸命に妹のご機嫌をとりながら・・
母と離れて旅立った。

姉といえども小学生。
どんなにかその使命を背に、
不安だったことだろう。

心配そうな私を安心させようと
笑顔でピースをしながら車窓に消えた娘たち。

そう、姉は10歳。妹は5歳。
今でも、その姿は、目に焼き付いている。
あれからもう10年が経とうとしている。





メールが来た!

「お母さん、何も心配いらないよ。
 携帯あるし、場所もわかっているし、
 2人は任せて!」


「助かります。お願いします。」


健常者であれば、もう少し心配も少ないだろう。

山ほどの薬を抱えて、
車いすで母を病院へ連れていく父に
どれだけこの、孫が成長したか
きっと何も言わなくてもわかるはずだ。


仕事を休んで、送って行こうと何度も思った。

あとどれくらい親孝行ができるのかと思うと
何気ない日常にも、色々な思いがよぎる。


今日の夜は、また、老夫婦が2人で
巨大なビルの中で過ごす。

もう老いた二人は、旅に出る勇気も意欲もない。


余儀なくされた今回の東京行きは、診察のため。




何もない・・はず。

だいじょうぶな、はず。

そう信じて、娘に託した両親のふたり旅。


明日、仕事から戻った時には、
無事に家路についていることを願う。


家族。

「ごめんね。」 より 「ありがとう」を

 言ってほしい。


いつか娘に言われた言葉。



そして二女が、母の日の深夜に
私のベッドの上に置いた手作りのカードには、

 「お母さん。働きすぎに気をつけて。
  私がそんなにしゃべらないのは
  安心して過ごしているからだよ。
  いつも、ありがとう。」



家族。 いくつになっても

かけがえのないもの。


そんな当たり前のことも、

忘れそうになるほど忙しい自分が、つぶやく。


「今日も、ありがとう。」



















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