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Kへ ~君の未来~

 
2007/02/02(Fri) Category : 未分類


Kちゃんの戸惑う表情。
一昨日の夜、レッスンの途中で私の席に訪れた
Kちゃんの表情は、戸惑っていた。

目はパッチリ、笑うとえくぼができる表情は
幼稚園の頃と同じ。 愛らしい。

そのKちゃんも、もう中学2年生になった。

変わらぬ笑顔で、

「ひとみぃ~っ! いるぅ~?」

「いるよ。なに?」


担任に、「ひとみのところ行ってみな?」と
促がされてきた様子。


Kの成績が伸びない。


それはもう去年からの問題だった。
宿題はやらない。
授業はうわの空。
集中できない。

色々手をうってきたが、ついに本人も
親とぶつかって行き場がなくなったらしい。

このままではいけない

そんな気持ちでいるのだろう。
彼女の表情は、笑顔ながらも堅く、

「私、高校いけないかも。。。」

ひと言いった。

どうやら聞いてみると、母親にも
ずいぶん反抗しているらしい。

ウザイ・・・・

その言葉の裏側には、何があるんだろう。






本当はどうしたいの?

本当になりたい自分はどんな自分?


呼吸をおいて、彼女を受け止めてから、
ゆっくりと、穏やかに私は問うことにした。


「勉強ができないんだよ。集中できないし、
 やっても続かない。 高校いけないかも、ひとみ・・」


とっても心細い彼女の気持ち、
イタイほど伝わってくる。

「そっか・・ でも、高校行きたいんだよね?」

「うん。行きたい。N女に入りたいけど、きっと無理。」

「なぜ、無理と思う?」

「成績悪いもん。 勉強しないし。」

「勉強ってどれくらいすればそこに入れるのかなぁ。。」

「いっぱいだと思う。」

「どのくらい?」

「わからないよ。 でも、多分無理。」

「わからないのか、、、苦しいのかな?」

「うん。親もウザイし、無理だよ。無理。」

「そっか。 じゃ、どのくらいなら無理じゃないのかなぁ。」

「やろうと思うんだけどさ、、、」

「思ってるのに、できないのか・・・」

「うん。」

「じゃぁさ、例えば単語100個覚えるの、10日で
 これはどう?」

「無理無理、絶対無理!」

「そう? どうして?」

「そんなにたくさん覚えられるわけないじゃん。」

「10日で100個。つまり、1日、10個。どう?」

「え~~っ! 1日に10個なんて多いじゃん。」

「多いかぁ。。。じゃ、朝3個、昼3個、夜3個、どう?」

「あ、できそう。」 

「あら、できそう?」

「3個なら覚えられそう。あと1個はトイレだ。」笑

「そっか。トイレか。」

「3個でいいんでしょ?」

「自分が届くところに目標を置くってことね。」

「なんだかできそうな気がする。どしてだ?」

笑 「それはね・・・簡単なのよ。難しく考えなくてもOK.
   知りたい?」

「うん!」

「Kはさ、N高校に入りたくて、英語ができるようになりたいんだよね。」

「うん。」

「じゃ、訊くけど、Kにとって、英語ができるってどういうことなの?」

「・・・・わかんないけどさ。。。」

「ね。そうだよね。わからないよね。先生にもわからないよ。
 ただね、Kが自分でどうなったら英語ができるって思うか、なのよ。」

「ん?」

「英語ができるってことと、単語を10日で100個覚えるってことを
 自分の中で組み立てたらいいわけ。」

「どうやって?」

「歩いてたら自然に富士山の頂上についちゃった!とか、
 泳いでたら、気づいたらハワイだった!とかってありえる?」

「ないない!」笑

「でしょ? 富士山に登るには、何が必要?服装は?くつは?持ち物は?
 ってこと。100個はとてつもなく遠い。でも、1日10個だったら?
 それが、3個だったら?って今、イメージしたでしょ?」

「うん・・」

「そういうことよ。 わかる? 」

「わかるような気がする。」

「うん!じゃぁ、だいじょうぶ。自分が到着したいところまで
 どんな風にチャレンジしようかと工夫をしたら、できる方法が
 見つけられるんじゃないの?ってことよ。」

「そっか!」

「どんな気分?」

「なんだかヤル気わいてきた。毎週やってきたら見てくれる?」

「もちろん! もってきなよ。 一緒に覚えようよ。」

「ほんと?いいの?」

「いいよ。一緒に100個到達するまでやろうよ。」

「うん!もってくる。」

「じゃぁ、入りたいところにどのくらい頑張ればいいか、
 もう少し具体的に作戦を練ろう。」

「うん。 そうする。」

「OK! わかった。 じゃ一緒にやろう。だけど、やるのは
 私じゃないよ。 Kが自分で決めて自分でやるんだよ。」

「オッケー!」

「お母さんになんていおうか。。。ウザイんだよね。。。」

「うん、なぐられるかと思った。。」

「そっか、自分でもどうしたらいいかわからない時に
 あれこれ言われたりすると、苦しくなるよね。」

「うん、そう!」

「じゃ、どうしよ?」

「反抗期なんだよ。私。。笑  でも反抗しない。」

「あら、どうして?」

「反抗しても、どーしよーもないじゃん。」

「どうして? ウザイのに?」

「結果だして、見せればわかるんじゃない?」

「へぇ。。。そっか。 そりゃそうだ!」

「だから、今は反抗しないで、やってみることにするよ。」

「それもアリだね!」

「うん。 サンキュ!」

「いえいえ、どーいたしまして。 じゃ、約束ね。」

「うん、わかった! 月に3回、見せに来るね!」

「うん、待ってるよ。」


彼女の現実はまだ何も変わっていない。

でも、彼女の気持ちは変化している。確実に。

さて、ここからカギをにぎるのは、彼女の根気。

そこんとこ、刺激が必要だな。。。なんて

彼女が帰った後、ひとりでつぶやいた私だった。


結果は、1年後。

彼女を信じながら過ごす1年だ・・・



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