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母のおにぎりは 世界一

 
2012/03/24(Sat) Category : 家族


風邪をひいて、季節の変わり目か体調がいまいち。
睡眠不足が続いて、気合いで乗り切れる年齢じゃないぞ~と、
心の声がつぶやく


食欲なくて、心配した母が
おにぎりを2つ。


ここのところ、娘たちを手放す寂しさからか
すっかり気落ちしてしまっていた私に
何よりの励ましだった

おにぎりは、うめぼしと鮭、
2つは食べられなかったけれど
ほおばってみたら、懐かしい味がした

今でも手に塩をつけてにぎる母の
おにぎりは、お米がつぶれずにピカピカひかっていた

なぜか、ほおばりながら、
涙があふれてとまらなかった

涙をぬぐうこともなく
おにぎりをほおばると、形が崩れて
ぼろぼろになった

来週、75回目の誕生日を迎える母は
もう何年も難病で、介護をうけている。
いくつになっても、娘のためにと
一生懸命ににぎってくれた、おにぎりは、
昔ほどの握力がなくて、食べると崩れてしまうのだろう

指先にいっぱいついた米粒をひとつひとつ
ひろいながら、昔を思う

アメリカでホームシックになった時、
インターネットも携帯もなくて
たった1枚のはがきに、
「お母さんのおにぎりが食べたい」と書いた。

羽田に迎えに来てくれた母は、
おにぎりをもってきてくれた。
帰りの電車に揺られながら、
懐かしい味だった

もう35年も前のことだ。
おにぎりは、今、自分でも作れるし
どこに行っても簡単に手に入る。

でも、母のおにぎりほど
美味しいものはない。

崩れてしまっても
あの塩加減と、輝く白いお米は
母にしかできない味。


母の味は決して変わらない。
にぎるたびに、思いがこもって
にぎる人のことを思って作ってくれる

このおにぎりを、何百回食べてきたか
今さら思いだせないけれど、
母のおにぎりは、世界一だ。


母は、口数が少ない
母は、私にうるさいことを言ったことはない
私が迷った時でも、苦しい時でも、
いつも変わらずに、優しい。


私が、ため息をつくと、何も聞かずに
そっとつぶやく。

「貴女の人生なんだから、貴女の好きなように生きなさい」


私は、そんな母親になれるのだろうか。












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